あわてない!認定NPO法人の更新


認定NPO法人はNPO法人への寄付を促し、活動を支援するための制度です

認定NPO法人とは、NPO法人のうち、その運営組織および事業活動が適正であって公益の増進に資するものとして、所轄庁(都道府県または政令市)の認定を受けた法人のことです。
メリットは寄付する側、される側がともに税制上の優遇を受けられること。NPO法人への寄付を促し、活動を支援するための制度です。


<認定NPO法人について、過去のブログはこちらから>
→「認定NPO法人ってなに?」
https://npooyakudati.blogspot.com/2014/04/nponpo.html
→「認定NPO法人になるまでの流れ」
https://npooyakudati.blogspot.com/2014/05/npo.html
→「認定NPO法人への道:申請前にまずはチェック!」
https://npooyakudati.blogspot.com/2014/04/npo_5045.html
→「認定NPO法人への道:申請書作成時のコツについて」
https://npooyakudati.blogspot.com/2014/04/npo_11.html

一度要件を満たしたからといって、ずっと認定NPO法人でいられるわけではありません

認定を受けるためには、いくつかの要件を満たす必要があります。しかし、一度要件を満たしたからといって、ずっと認定NPO法人でいられるわけではありません。

認定NPO法人になったあとも5年ごとに、改めて「PST基準」を含む基準への適合を確認するための「有効期間の更新」 を行なう必要があります。

申請期間は、有効期間の満了日の6か月前から3か月前までの3か月間で、認定NPO法人はその期間内に更新申請をすることが必要です。

以下の➀➁を添付した有効期間の申請書を所轄庁に提出し、更新を受けることとなります。
➀認定の基準に適合する旨を説明する書類及び欠格事由に該当しない旨を説明する書類
➁寄付金を充当する予定の具体的な事業の内容を記載した書類

その他添付書類については、以下のURLより67項以降をご覧ください。
新潟県:NPO法人設立・運営の手引き《認定編》
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/58145.pdf

認定の更新時も、申請時と同様にチェックされるポイント

認定の更新時も、申請時と同様に以下のような点がポイントとなります。
・広く一般から指示を受けているか
・その活動や組織運営が適正におこなわれているか
・より多くの情報公開が行われているか

これらを普段から意識して活動することで、認定の更新もよりスムーズになるでしょう。

また、更新時にあわてず対応できるよう、認定NPO法人に提出義務のある、「役員報酬規程等」の書類を毎事業年度確実に提出し、寄付や助成金の書類の管理、日々の会計業務等を適切に行うことが大切です。


以下のブログもご覧ください
→「認定取得後の運営の注意点について」
https://npooyakudati.blogspot.com/2014/06/npo.html


【参考】
新潟県:NPO法人設立・運営の手引き《認定編》
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/58145.pdf

認定とろう!NET
https://www.nintei-torou.net/

<団体の運営に困った時は!>
■困った時の相談窓口「新潟県NPO・地域づくり支援センター」
■困りごとの猫の手「にいがたNPO事務支援センター」

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