「こんな時、どうするの?~認定NPO法人編」★認定NPO法人ってなに?★

 まず、認定特定非営利活動法人制度について説明します。認定NPO法人制度は、NPO法人へ寄付を促すことにより、NPO法人のうち一定の要件を満たすものについて、これまで国税庁長官が認定を認める制度でした。それが平成23年の法改正により、所轄庁が認定を行う新たな認定制度が創設され、平成24年4月1日から実施されました。

 認定NPO法人とは、NPO法人のうちその運営組織及び事業活動が適正であって公益の増進に資するものにつき一定の基準(パブリック・サポート・テストを含みます。)に適合したものとして、所轄庁の認定を受けたNPO法人をいいます。認定の有効期間は、所轄庁による認定の日から起算して5年となります。 認定の有効期間の満了後、引き続き、認定NPO法人として特定非営利活動を行おうとするNPO法人は、その有効期間の更新を受ける必要があります。

 また、設立後5年以内のNPO法人については、スタートアップ支援のため、認定要件からパブリック・サポート・テスト(PST)が免除され、 税制上の優遇措置が認められる仮認定という方法もあります。「仮認定」は、認定NPO法人になる一定の要件のうち、最も高いハードルになるであろう「パブリック・サポート・テスト」を満たしていなくても、一定の税制優遇措置を与える、という制度です。

 仮認定NPO法人は、その運営組織及び事業活動が適正であって特定非営利活動の健全な発展の基盤を有し公益の増進に資すると見込まれるものにつき一定の基準(パブリック・サポート・テストは含まれません。)に適合したものとして、所轄庁の仮認定を受けたNPO法人をいいます。
 仮認定の有効期間は、所轄庁による仮認定の日から起算して3年となります。


(にいがたNPO情報ネットhttp://www.nponiigata.jp

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