入社時、新入社員に提出してもらう必要がある書類


NPO法人が人を雇った時も、労働保険や社会保険への加入手続きが必要

当たり前の話ですが、NPO法人が人を雇った時、一般の企業等と同様に、労働保険や社会保険への加入手続きが必要になります。事前にしっかりと整理して、あたふたしないようにしておきたいところです。

「労働保険・社会保険への加入」については過去のコラムに書いているのでご覧ください。↓
https://npooyakudati.blogspot.com/2017/08/blog-post.html

今回は、入社時、新入社員に準備してもらう必要がある書類についてまとめてみました。「労働保険・社会保険への加入」手続きを雇用者がおこなう際に関係してくるものもあるので、提出してもらえるよう、時間的な余裕をもって新入社員に伝えましょう。

【入社時、新入社員に提出してもらう必要がある書類】

・履歴書、職務経歴書
・住民記載事項証明書
・源泉徴収票(前職にて給与収入がある場合)
・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・マイナンバー
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・特別徴収に係る給与所得者異動届出書

この中でも、「労働保険・社会保険の加入」に関係してくる書類は以下です。

〇マイナンバー・年金手帳

健康保険や厚生年金の加入手続きに必要になるものです。この手続きは、雇用開始から五日以内におこなわなければなりません。年金事務所に「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を速やかに提出し、加入手続きをおこなえるようにしましょう。年金手帳が紛失してしまったという場合は、日本年金機構に再交付申請をしてもらいましょう。

〇雇用保険被保険者証

前職で雇用保険に加入していた社員のみ必要な書類です。新卒入社で雇用保険に加入していなかった場合は、雇用保険被保険者証の新規加入手続きをすることになります。

ここまでで示した書類の他に、内部で必要な書類、たとえば、通勤経路の届出や通勤手当申請書、給与振込先などの書類があればそれぞれ準備してもらうことになります。どんな書類を提出してもらう必要があるのか、あらかじめリストを作って渡しておくとお互いに確認しやすくなるでしょう。

あらぬトラブルや不信感が生まれないように、しっかりと整理して準備しておきたいですね。


【参考】
・ビジトラ「入社手続きに必要な書類は?押さえておきたい入社手続きの流れとは」
https://www.smbc-card.com/hojin/magazine/bizi-dora/personnel/joining_procedures.jsp

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