NPO法人が預金口座をつくるときのポイント


NPO法人にとって、金融機関で預金口座を保有することは、団体の資金を預け入れたり、寄付の振込先に指定したり、お金を管理する上で欠かせません。

NPO法人を含む「法人」が預金口座を開設する場合と、「個人」で預金口座を開設する場合とは手続きが異なり、確認事項や必要書類が多くなる金融機関がほとんどです。煩雑で難しいというイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、しっかりと書類をそろえれば問題はありません。立ち上げたばかりのNPO法人であっても、預金口座を持つことができます。また、金融機関ごとに商品のラインナップやサービスの内容はバラバラです。

例えば
支店の数や場所
自団体の事務所から近く、行きやすい場所にあれば通帳記入もまめに行なうことができます。

振込手数料
毎月のスタッフへの給与支給を振込で行なう場合、手数料が免除される、もしくは安い方が団体の経費削減につながります。

インターネットバンキングがある
24時間、インターネットで操作が可能なサービスを提供している金融機関も多くあります。

NPO法人向けの融資制度がある
将来的に融資の借入を検討している場合には、NPO法人でも借入ができる融資制度があるかどうか、調べてみましょう。

口座作成の際にはNPO法人の登記簿謄本や代表者の身分証明書等の提示を求められることが一般的ですが、その他の必要となる書類や手続きの流れは、金融機関ごとに異なります。実際に口座を作成する際には、該当の金融機関に問い合わせてください。

メインバンクとして末永い付き合いになりますので、口座を新たに作成する際には、自団体にとって一番使いやすい金融機関をぜひ検討してみてください。

<団体の運営に困った時は!>
■困った時の相談窓口「新潟県NPO・地域づくり支援センター」
https://www.nan-web.org/npo-consultation/
■困りごとの猫の手「にいがたNPO事務支援センター」
https://npo-jimu.nan-web.org

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