「こんな時、どうするの?~広報編」★ 「インターネットを活用したい」について★

 今回は、「インターネットを活用したい」をご紹介します。

  市民団体のメンバーは普段離れ離れにいることが多いので、遠隔地でも情報を共有できる仕組みがあると便利です。また、限られた予算の中、情報の共有や発信にかけるお金もなるべく節約したいところです。そこで活用しない手はないのが、インターネットで提供されている各種のサービスです。

 最も一般的に使われるのが、ホームページやEメールでしょう。Eメールを使って同胞通信を行う「メーリングリスト」は、簡単に作れて発信された記録も探しやすいのでとても便利です。インターネットのプロバイダーや各種検索サイトで無償で提供されています。
 また、急速に普及しているのが、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの、定型化された情報サービスです。携帯端末からも手軽に更新できますし、外の情報を得たり転送したりするのも簡単です。不特定多数を対象に、スポット的に新しい情報を拡散するには最適なツールといえるでしょう。
 
 そのほかインターネットには、容量の大きなファイルを転送してくれたり、文書や画像などを共有するスペースを提供してくれたり、手軽に音楽や動画を配信できたりなど、無料で利用できるサービスがたくさんあります。
 市民団体にインターネットの利用をおすすめするのは、コスト面のメリットだけでなく、ネット社会というものが、興味・関心によってつながり、情報がリレーされていく性格をもっているからです。個々にテーマをもって活動している私たちのような存在にとって、ぴったりのツールと言えるでしょう。

  市民活動や地域づくり活動の促進を目的としたポータルサイト(様々な情報が集約されているウェブサイト)も存在し、団体のプロフィールを始め、イベント情報や人材募集情報、寄付募集情報などの発信をサポートしています。
 新潟県では、市民団体や市民活動に関心のある人々に向けた「にいがたNPO情報ネット」、一般の人々に向けた「新潟県社会活動参加促進ポータル『さんかくむすび』」の2つのサイトを開設していて、登録すれば無償で様々な情報を受発信することができます。


(にいがたNPO情報ネットhttp://www.nponiigata.jp

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