「こんな時、どうするの?~協働編」★ 「協働のコツ」について★

 今回は、「協働のコツ」というテーマをご紹介します。
 
「『協働が大事』というのでやってはみたけれど、あまり思うようにいかなかったし、返って不満が募った。」「協働に取り組んでみたいとは思うけど、価値観や文化の違う者同士が手を組んでやっていけるのか不安」・・・これらは、意外と多い実際の声です。そんな声を解消するために、最低限知っておきたいのが、協働における基本的な6つのポイントです。

①目的・目標の共有
 協働によって何を達成するのかという大きな目的と、そのための具体的な成果目標を予め共有し、時折再確認しながら進めましょう。

②相互理解
 お互いの違いや特性・専門性を認め合い、それに応じた役割分担を行うと共に、コミュニケーションを密にとって信頼関係を築きましょう。

③対等の関係
 協働作業に上下関係はありません。それぞれが独立した事業体であり、主体性と自立性を尊重し合いましょう。

④プロセスの共有
 「何をするか」という段階から一緒に知恵を絞り、企画・実施・事後の評価に至るまで、そのプロセス(過程)を共有するように努めましょう。

⑤透明性の確保
 どうやってその相手と手を組み、その事業をすることになったのか、さらには、どんなことを企画して結果がどうなったのかという情報を、協働相手はもちろん、外部に対しても公開することで、説明責任を果たしましょう。

⑥評価の実施
 やったらやりっぱなしにするのでなく、成果目標は達成できたのか、あるいは協働の効果があったのかを相互に評価して、次のよりよい協働につなげましょう。

以上が、協働のコツとなる6つのポイントです。ここを抑える事から、協働へ動き出してみましょう。


(にいがたNPO情報ネットhttp://www.nponiigata.jp

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