「こんな時、どうするの?~協働編」★ 「協働の三大原則」について★

 今回は、「協働の三大原則」というテーマをご紹介します。

 協働にはきな3つの原則があり、これを「協働の三大原則」と定義します。三大原則には以下のような内容が挙げられるます。
①主体性と専門性が共にある
 「主体性」とは、やる気がある、ということです。どちらかが仕方なく付き合わされていたり、「やらされている」と感じるようでは協働とは呼べません。また、「専門性」とは、互いに相手にはない得意なものを持っていて、適切な役割分担の中でそれを活かし合っている、ということです。
②双方にメリットがある
 一緒に取り組むことで、どちらにも何らかのメリットがあることが重要です。相手の立場を尊重する一方で、自分たちがその相手と手を携える理由を明らかにし、できればそれを互いに理解しておきたいところです。また、個々のメリットの先には共通の目的があり、そこへ向けた連携であることが大前提となります。
③単独で実施するよりも効果が上がる
 他のだれかと一緒に物事をやるということは、多かれ少なかれ、合意形成や各種調整に手間も時間も余分にかかることを覚悟しなくてはなりません。それでも手を組むのはなぜかと言えば、単独でバラバラにやるよりもよい成果が出るという「相乗効果」が見込まれるからです。数式で表すと、1+1=2ではなく、1+1≧2ということになります。

 これらの「原則」を頭において、実りのある協働を進めましょう!


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