助成金申請書の書き方

助成金を受けたあと、必ず提出を求められるのは報告書です。助成元によって、その様式は様々あり、申請時点で報告書の様式や条件を公開していることが多いです。
中には、事業の様子がわかる写真の添付を条件としているところもあり、いざ報告書を作成する段階になって、写真がない!とあわてたりしないように事業を実施する前に、報告書の様式をよく確認しておきましょう。

また、主催者である自分たちの感想はもちろんですが、その事業の対象となった人や地域がどのような変化を見せたのか、客観的なデータでまとめると説得力が増します。
事業概要だけではなく、このことによって、人や地域がどのように変化したのかがわかるような内容が望ましいです。

助成金を受けている団体の特徴として、助成受領後の対応がしっかりしていることがあげられます。
中には、報告書だけではなく、定期的に発行する団体のニュースレターを送付したり、近況報告として助成元を訪問するなどしているところもあります。
こうした中間報告は、継続助成の話や、他の助成元を紹介されるなど、次へのステップにつながるものとなることがあります。

報告書は、単なる「義務としての報告」ではなく、助成元とのコミュニケーションや信頼関係を構築するひとつのツールであるという認識をもち、次へ申請書にもなりうるのだと考えましょう。

コメント

人気の投稿