「こんな時、どうするの?~助成金(1)」★協力・連携団体への配慮も忘れずに★

 助成金の応募書類に、「協力団体」や「連携団体」があったら記入する、という欄が設けられていることがあります。
「ただ知っている」という関係だけでは、協力や連携とは言えません。
その事業のうち、具体的にどんなことを共に行っているのか、明確になっていますか。

 審査委員会では、事業の内容に不明点があった際に、応募団体ではなく、協力や連携団体に問合せをすることもあります。
その時に、「確かに名前は知っていますが、何かを一緒にやったりすることはないですねえ」といった反応だったりすると、審査結果に影響します。

 逆に「はい、よく知っています。昨年度、一緒にこんな事業をしました」という返答があると、これから行う記載の内容にも信頼性が持てますね。
助成金の申請書は、事業内容や予算金額が適正であることはもちろんのことですが、協力や連携団体とのコミュニケーションも大事です。

 連絡もなく、団体名を申請書に書かれてしまうのは、相手にとってみればあまり気持ちのいいことではありませんね。
これまで一緒に事業をやったことがあったり、顔見知りの団体であっても前もって伝えておくという配慮は必要です。
 また、事前に伝えることができれば「それを行うのであれば、こういう視点を入れた方がよいのではないでしょうか」といったアドバイスも受けられるというメリットもあるでしょう。
よりよい事業を行うためには、協力・連携団体へのこうした配慮も必要ですのでお忘れなく。


(にいがたNPO情報ネットhttp://www.nponiigata.jp

コメント

人気の投稿